メモの取り方 (2208 版)
普段メモをとる時は PC と携帯で同期したいため 10年以上 Evernote を使用している。
コーディング中に調べたことのメモはほぼ PC から参照するので Evernote を使用せず Git で管理していたが最近 Evernote に移動したのでその備考録。
Git 管理で良かったこと
テキストファイルで管理するため Sublime Text (VS Code でも可) と Git があれば記録できる点が良かった。これに Sublime Merge があればなおよし。
トピックごとにファイルを作成することでメモを検索したい場合は Goto Anything... でファイル名検索 -> ファイル内検索 を行えばほとんどのケースで対応できた。
不要になったメモ・メモ内のセクションは削除して、もし過去のメモを参照したい場合も blame や git log -p <filepath>
で検索可能でこれで十分だった。
また GitHub で Repository を管理すれば Web から参照できるのも良かった。
Git 管理で足りなかったこと
3年ほど Git でメモを管理すると色々と課題が出てきたため Evernote に移動することを決めた。
ファイルとファイルの関連付けができない
このメモからメモにリンクを貼りたい、となった時にリンクが貼れないのが不便だった。
関連するメモのファイル名を書いて Goto Anything... で辿ることで対応していたが、クリックして開けた方が便利だなぁ、と思うようになった。
似たようなトピックの場合ファイルを分けないようにすることでこの不便さを回避するようにしたが今度は別の問題が出てきた。
ファイルが大きくなりすぎる
日々メモをしていくとファイルが大きくなり、最も大きいもので 3000行のメモが出来上がった。ファイル間の関連付けを避けるために一つのファイルにメモをまとめるようにしたことも影響した。
ファイルが大きくなってもファイル内検索をすれば該当の箇所を参照できるが、わざわざ検索したり大幅にスクロールするといったことに集中力を持っていかれ、あまり良い体験ではなかった。
2208 現在の運用
ファイル単位で Evernote の Note を作成することにした。大きな Note は分割し internal link と Tag で関連付けを行うようにした。
またよく使うメモは Add to Shortcuts や Save search したものを Add this saved search to Shortcuts することで Shortcuts から参照できるようにした。
Notebook の構成は新規に Note を作成する時にまず置いておく The dump 、頻繁に更新する active 、更新頻度が低い Your Flex Notebooks 、もうほとんど変更することのない archive と削除するか悩む Note を置く The Landfill の 5つになっている。
トピック毎に Notebook を作成していた時もあったが細かく作ってもだいたい検索や Shortcuts からメモを参照するため Notebook から辿ってメモを参照することがなかったり、使用しない Notebook が多いと各種操作で邪魔になったのでこのように雑に分ける運用になった。雑に分けても検索したりよく使うトピックは Save search することで困らなかったし、トピックが不要になったら Saved search を削除するだけで整理できた。
timestamp
2022-08-07 (First edition)